「テレビで見るあの選手のキャディバッグ、どこのブランドだろう?」
そう思って検索してみても、選手名で個別の情報は見つかるのに、女子プロ全体を見渡せるまとめがなかなか出てこない。そんな経験はありませんか。
女子プロゴルファーが背負うキャディバッグは、ただオシャレで選んでいるわけではありません。クラブメーカーとの契約で支給されるパターンと、アパレルやバッグブランドのスポンサー契約で背負うパターンに、ざっくり二分されます。この「契約構造」を押さえておくと、あの選手がなぜそのブランドを使っているのかが見通しよく理解できます。
この記事では、観戦勢のあなたが気になる女子プロのキャディバッグを、ブランド別にまるっと整理しました。第一弾として、検索需要の高い人気プロ12名分を「使用バッグ+本人SNSの実例」で解説します。
契約プロ数で女子ツアー最多のスリクソンを筆頭に、PING・キャロウェイ・ブリヂストンといったクラブメーカー、そしてBRIEFINGなどのバッグ専門ブランドが特に支持を集めています。気になる選手から読み進めてみてください。
女子プロのキャディバッグは「2つの選び方」で決まる
選手とキャディバッグの関係は、契約構造を理解するとぐっと見通しが良くなります。大きく分けて次の2タイプです。
契約メーカー支給型(クラブメーカーのバッグを使うパターン)
スリクソン、キャロウェイ、PING、ブリヂストン、テーラーメイドなどクラブメーカーと契約する選手は、クラブと一緒にキャディバッグもメーカーから支給されます。プロのバッグを観察すると、クラブブランドとバッグのロゴが揃っていることが多いのはこのためです。
このタイプは「契約プロが使っているメーカーのバッグ=そのまま市販モデルが手に入る」場合が多く、初心者から中級者まで真似しやすい点が魅力です。同じ見た目のバッグを実際に買って使えるので、「あのプロのバッグが欲しい」読者には再現性の高い選択肢になります。
ブランド・スポンサー支給型(アパレルや専門ブランドを使うパターン)
LEXUS・パーリーゲイツ・BRIEFING・レザレクション・NEW ERAなど、クラブメーカー以外のブランドと契約する選手は、そのブランド独自のキャディバッグを背負います。アパレルブランドのコラボ品や、限定モデルが多いのが特徴です。
個性が出やすく、写真映えするデザインが多いのもこちらのタイプ。「人とかぶらないキャディバッグが欲しい」読者には、まさに参考にしたい選手たちです。
一覧でわかる|ブランド別・採用プロ早見表
第一弾で紹介する12名の対応関係を、ブランド別にまとめました。気になる選手から記事内をジャンプして読み進めてください。
| ブランド | 採用プロ | カテゴリ |
|---|---|---|
| SRIXON(スリクソン) | 山下美夢有・竹田麗央 | クラブメーカー |
| Callaway(キャロウェイ) | 西村優菜・河本結 | クラブメーカー |
| PING(ピン) | 佐久間朱莉・鈴木愛 | クラブメーカー |
| BRIDGESTONE(ブリヂストン) | 川崎春花・馬場咲希 | クラブメーカー |
| LEXUS(レクサス) | 渋野日向子 | コラボ・非売品 |
| PEARLY GATES(パーリーゲイツ) | 原英莉花 | アパレル |
| Resurrection(レザレクション) | 金田久美子 | バッグ専門 |
| BRIEFING(ブリーフィング) | 脇元華 | バッグ専門 |
第二弾以降では、テーラーメイド・PRGR・ミズノ・ヤマハ・オノフ・キャスコ・NEW ERAの契約・愛用プロも順次追記していきます。
クラブメーカー契約の女子プロが使うキャディバッグ
クラブメーカーとの契約で支給されるバッグは、市販モデルとデザインが共通しているケースが多く、「同じバッグを使いたい」読者にとって最も再現性が高い選択肢です。
SRIXON(スリクソン)
スリクソンは住友ゴム工業(ダンロップ)が展開するアスリート向けゴルフブランド。日本女子ツアーで最も多くの契約プロを擁し、賞金女王経験者が複数在籍するなど、女子ゴルフの中心ブランドとして圧倒的な存在感を持っています。
山下美夢有プロ(2年連続賞金女王・全英オープン覇者)
2022年・2023年に国内女子ツアー2年連続賞金女王に輝き、2025年にはAIG女子オープン(全英女子オープン)を制した日本女子ゴルフの「顔」が山下美夢有プロです。スリクソンとの総合契約で、クラブからキャディバッグまでスリクソンブランドで統一しています。Instagramでもスリクソンのプロモデルを背負った姿が頻繁に確認できます。
竹田麗央プロ(2024年賞金女王・国内最多タイ8勝)
2024年シーズンに史上最多タイの8勝を挙げ、初の賞金女王に輝いた21歳の新時代エースが竹田麗央プロ。スリクソンプロモデル「GGC-S203L」を使用しており、米LPGAでも存在感を発揮しています。
プロモデル「GGC-S203L」は数量限定のため入手が難しい場合があります。スリクソンのキャディバッグはモデルが豊富で、一般向けのレプリカモデル「GGC-S205」がおすすめです

Callaway(キャロウェイ)
キャロウェイは米国生まれのトップクラブメーカー。日米女子ツアーで戦う実力派が複数契約しており、ツアー仕様のスタッフバッグを支給されています。
西村優菜プロ(米LPGAツアー・150cmの実力派)
身長150cmの小柄ながら、米国女子ツアーで戦う実力派が西村優菜プロ。キャロウェイの契約選手として、ツアースタッフタイプのキャディバッグを愛用しています。本人のInstagramでもツアー会場でクラブと一緒にバッグが映っており、契約ブランドへのこだわりがうかがえます。
河本結プロ(米LPGAツアー・キャロウェイ契約)
河本結プロも米国女子ツアーで戦うキャロウェイ契約プロのひとり。海外ツアーらしい英字ロゴ強めのスタッフバッグを背負って戦っています。Instagramではクラブセッティングと合わせてキャディバッグの写真も公開していて、ファン人気の高い選手です。
両プロが愛用するキャロウェイのキャディバッグは、市販モデルでも同系統のツアースタッフタイプが入手可能です。プロ仕様の本格デザインを楽しみたい方におすすめです。

PING(ピン)
PINGは独自設計のクラブで知られる米国メーカー。日本女子ツアーでは複数の有力選手と契約しており、契約プロは揃ってPINGのスタッフバッグを背負います。
佐久間朱莉プロ(2025年賞金女王)
2025年シーズンに賞金女王に輝いた若手の主力が佐久間朱莉プロ。PINGの契約プロとして、ピンのスタッフバッグを使用しています。本人のSNSでもツアーバッグと一緒に映る姿がたびたび見られ、賞金女王獲得の戦いを支えたPINGとのタッグが印象的です。
鈴木愛プロ(元賞金女王のベテラン)
元賞金女王のベテランPING契約プロが鈴木愛プロ。長年ピンのクラブとともに戦い続け、キャディバッグもPINGのスタッフモデルを愛用しています。安定感のある黒基調のデザインで、女子プロから一般ゴルファーまで幅広く参考にされている定番モデルです。
鈴木愛プロのキャディバッグ記事は準備中
PINGのキャディバッグは契約プロが使うのと同系統の市販モデルがあり、再現性の高さが魅力です。重厚なツアー仕様のデザインは、所有感を大切にするゴルファーから高い支持を集めています。

BRIDGESTONE(ブリヂストン)
国内クラブメーカーの代表格・ブリヂストンも、有力選手との契約を多数結んでいます。TOUR Bシリーズのクラブと、白×黒基調のスタッフバッグが契約プロのトレードマークです。
川崎春花プロ(JLPGAツアー複数勝の若手主力)
2003年生まれ、JLPGAツアーで複数勝利を挙げてきた若手の主力選手が川崎春花プロ。ブリヂストン契約プロとして、ツアースタッフバッグを使用しています。ブリヂストンロゴが映えるデザインは、ツアーで一目見てそれと分かる存在感があります。
川崎春花プロのキャディバッグ記事は準備中
馬場咲希プロ(2022年全米女子アマ覇者)
2022年に第122回全米女子アマチュアゴルフ選手権を制し、日本人として42年ぶりの偉業を成し遂げた期待の星が馬場咲希プロ。ブリヂストン契約プロとして、ブリヂストンのキャディバッグを使用しています。プロ転向後のツアー活動でも、その特徴的なツアーバッグの姿がSNSでよく確認できます。
ブリヂストンのキャディバッグは契約プロ仕様のスタッフモデルから、軽量スタンドバッグまで幅広いラインナップ。ツアー仕様の風格を求めるなら市販版スタッフモデルが最もプロに近づけます。

アパレル・バッグブランド契約の女子プロが使うキャディバッグ
クラブメーカー以外のブランドと契約する選手は、ファッション性や個性で選ぶことが多く、観戦時にも「あの選手といえばあのバッグ」とすぐ分かる存在感があります。市販モデルが手に入りにくいケースもありますが、その「希少性」自体が魅力でもあります。
LEXUS(レクサス)
LEXUSは契約選手にオフィシャルパートナー仕様のキャディバッグを支給しており、市販はされていない非売品です。所有しているのは渋野日向子プロひとりで、女子プロ界でも極めて希少なバッグになります。
渋野日向子プロ(2019年AIG全英女子オープン覇者)
2019年AIG全英女子オープンを制し、世界に「スマイリングシンデレラ」の名を轟かせたメジャーチャンピオンが渋野日向子プロ。LEXUSとオフィシャルパートナーシップを結んでおり、LEXUSオリジナルのキャディバッグを使用しています。シックなブラックにLEXUSロゴをあしらった、ほかのプロでは絶対に見られない一品です。
このバッグは一般販売されていない非売品。「同じバッグが欲しい」という読者の声は多いものの、市販ルートでは入手できません。最も近いテイストを楽しみたいなら、ブラック基調のラグジュアリー系バッグを選ぶのが現実的な代替案になります。もしくは、以前使用していたPINGのキャディバッグもおすすめです。

PEARLY GATES(パーリーゲイツ)
パーリーゲイツは国内ゴルフアパレルの代表格。鮮やかなカラーリングと個性的なグラフィックで、所属プロのコース上での存在感を大きく引き上げます。
原英莉花プロ(パーリーゲイツ所属の人気プロ)
パーリーゲイツのカラフルなウェアと、それに合わせた派手なキャディバッグでおなじみの人気プロが原英莉花プロ。鮮やかなピンクやイエローを大胆に配したパーリーゲイツのバッグは、ツアー会場でひときわ目を引く存在感があります。
パーリーゲイツのキャディバッグはシーズンごとにモデルが変わるため、原プロが使っているのと「全く同じバッグ」を入手するのはタイミング次第です。新作モデルは発売後すぐに完売することも多いブランドなので、見つけたら即決が基本ルール。

Resurrection(レザレクション)
Resurrection(レザレクション)は国産レザーゴルフブランド。革本来の質感と職人の手仕事による1点物のキャディバッグが、ゴルフをライフスタイルとして楽しむ層に強く支持されています。
金田久美子プロ(「キンクミ」の愛称で親しまれる人気プロ)
「キンクミ」の愛称で親しまれる人気プロが金田久美子プロ。Resurrectionの本格レザーキャディバッグを愛用しており、革本来の質感と経年変化を楽しめる本格レザー仕様の一品です。 オリジナルのペイントも注目。
金田久美子プロのキャディバッグ記事は準備中
Resurrectionは大量生産していないブランドで、職人の手仕事で作られた1点物のキャディバッグが特徴。プロが愛用する国産レザーバッグというストーリー性も、所有する楽しみを大きくしてくれるポイントです。
BRIEFING(ブリーフィング)
BRIEFINGは1998年に東京企画でスタートし、米国カリフォルニアで製造されるミルスペック仕様バッグブランド。重厚な作りとミリタリーテイストのデザインで、女子プロから一般ゴルファーまで幅広い人気を誇ります。
脇元華プロ(BRIEFING契約のJLPGAプロ)
JLPGAツアーで活動するBRIEFING契約プロが脇元華プロ。BRIEFINGのキャディバッグを愛用しており、ミリタリーテイストの重厚なデザインがツアー会場でも目を引きます。
脇元華プロのキャディバッグ記事は準備中
BRIEFINGのキャディバッグはCR-3シリーズなど複数のラインがあり、限定カラーやショップ別注モデルが頻繁にリリースされる流通形態が特徴です。気になったモデルは早めに動かないと完売してしまうケースも多いブランドなので、脇元プロのバッグに惹かれた方は、現行ラインナップから好みに近いカラーを早めに押さえるのがおすすめです。

女子プロ愛用キャディバッグから選ぶときのポイント3つ
ここまで見てきた女子プロのキャディバッグを、自分用に選ぶときに押さえておきたいポイントを3つ紹介します。
見た目だけで選ばない|重量とスタンド機能の確認
ツアープロが使うスタッフバッグは、キャディが運ぶ前提の重量設計(5〜6kg)になっています。セルフプレーが中心の一般ゴルファーが同じバッグを背負うと、想像以上に重く感じるはずです。スタッフタイプを選ぶならカートでの運用前提、担ぎプレーやセルフプレー中心ならスタンドバッグタイプを選ぶのが正解です。
契約モデルは一般販売の有無をチェック
LEXUSコラボのようなオフィシャルパートナー支給モデルや、パーリーゲイツの限定カラーは、一般販売されないか、すぐ完売することがほとんど。「あの選手と全く同じバッグ」にこだわると入手できないケースもあるため、同ブランドの市販モデルを代替案として押さえておくと安心です。
BRIEFING・PINGは「コラボ・限定モデル」に注意
BRIEFINGとPINGは、定番モデルに加えて頻繁に限定コラボや別注モデルを出すブランドです。BEAMS GOLFやSeptieme Largeとのコラボモデルは、入荷から数日で売り切れることも珍しくありません。気に入ったモデルがあれば、即決か再販待ちの覚悟が必要です。
管理人いちおし!初心者〜中級者にも扱いやすい一本
ここまで女子プロの使用バッグを紹介してきましたが、プロ仕様のスタッフバッグは一般ゴルファーには重すぎたり、コラボ限定品はタイミングを逃すと手に入らなかったりと、「同じバッグをそのまま」とはいかない場面もあります。
そんな読者にぜひ手に取ってほしいのが、管理人イチオシのサンマウンテン APPROACH LITE JC SUMG6SC1(2026年モデル)。重量2.2kgの軽量スタンドバッグで、ユニセックス設計のため女性にも男性にも使いやすい一本です。実売価格¥29,700と、プロ使用の高級バッグと比べると圧倒的な手の届きやすさも魅力。
2.2kgという軽さは、車のトランクからカートへの積み下ろしや、自宅での出し入れもラクという日常使いの快適さに直結します。スタンド機能で自立するので、練習場やパッティンググリーン脇でちょっと立てかけたいときにも便利。プロのバッグに憧れる気持ちは大切にしつつ、最初の1本としてはこちらがおすすめ!

まとめ|推しの選手から、自分のキャディバッグ選びへ
女子プロのキャディバッグは、契約メーカー支給型とブランド支給型の2パターンに大別できます。クラブメーカー契約のプロは比較的同じバッグが市販で入手しやすく、アパレル・バッグブランド契約のプロは個性派モデルが多いのが特徴です。
第一弾の今回は、山下美夢有・竹田麗央・西村優菜・河本結・佐久間朱莉・鈴木愛・川崎春花・馬場咲希・渋野日向子・原英莉花・金田久美子・脇元華の12名を取り上げました。次回以降の更新で、テーラーメイド・PRGR・ミズノ・ヤマハ・オノフ・キャスコなどクラブメーカー枠と、NEW ERAなどアパレル枠の選手も追加していきます。
「同じバッグが欲しい」だけでなく、「同じブランドの市販モデルから選ぶ」という視点で見ると、女子プロの愛用バッグはあなたの一本選びの強力なヒントになります。気になった選手の個別記事から、さらに深く見ていってください。


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